やってきましたサントリーニ島!地中海の海や太陽がキラキラ光る島です。
ミコノス島から船に揺られること4時間。本当に船が揺れたので船酔い状態での到着でした。(船酔いの話はまた別に書きます)
船から降りてすぐやるべきことは、ホテルまでのタクシーを確保することでした。港には「タクシー?」「タクシー?」と威勢よく声をかけている人たちがいますが私は無視されまくり、こちらから逆ナン(ナンパではないビジネス的な交渉だから)するのもどうなのかと思い、歩いていると目に留まったのが
EXPRESS TRANSFER SERVICE TO ALL DESTINATION
どんなところにでも行くエクスプレス移動サービス
(商売のネーミングとしては翻訳が雑な感じですいません)
です。
たくさんの観光客が列をつくって申し込みをしているので、これは「乗るしかない」と思い申し込みました。
申し込みが終わり、支払いを済ませると、男性の係員が私のスーツケースを持って、車まで運んでくれました。
男性「サントリーニにようこそ」
鎌倉「ありがとうございます。ギリシャに来るのは初めてなのですよ」
男性「そうですか。よい滞在になるとよいですね。あれ、一人旅ですか」
鎌倉「はい、一人です」
(少しの沈黙)
男性「それはそれは。あなたは強い女性だ」
鎌倉 うなずく
(沈黙)
男性「サントリーニ島のどこを回る予定ですか」
鎌倉「特に決めていないけど、ワイナリーですかね」
(沈黙)
鎌倉「サントリーニ島は崖が多いんですね」
男性「!」
移動する車に乗ると、みんなカップルか家族で来ているようです。
少し前は日本でも、女性が温泉宿に1人で泊まると、よからぬことをするのではないかと予約を断られたり、外に出ると誰かが後をつけて確認していたりしていたそうですね。
女性一人旅
酒を飲みたがっている
崖が気になっている
これらのキーワードが男性スタッフを震えさせたのかもしれません。いきなり、背後から演歌が流れてくる、、、そんな錯覚さえ起きてしまいました。車に私のスーツケースを積んだ男性スタッフが、私を見つめる目が「命、大事に」と語りかけているようでした。
大丈夫。
このエーゲ海の太陽の下で、エネルギーチャージをするからー。
ということで、サントリーニ島上陸です。