鎌倉幸子(かまくら・さちこ)プロフィール – Kamakura Sachiko’s Profile

鎌倉幸子(かまくら・さちこ)

幼少期

青森県弘前市出身。3月27日生まれ。牡羊座B型。

小学3年生の3学期、溶血性連鎖球菌感染症とおたふくかぜと連続でかかり1ヶ月学校を休む。ちなみに、ほっぺがぷくぷくの小学生だったので、誰もおたふくかぜに気がつかず。蓄膿症で通っていた耳鼻咽喉科の先生が発見してくれる。

この時、3年生は部活動を選ぶ時期であった。復帰したら同級生が「合唱部に入ったから一緒にどう」と声をかけてくれた。入った瞬間、その同級生は早々に退部。「超」音痴で、日々居残り。ソプラノにあこがれるが、どうしたってアルト。でもなんとかレギュラー入りし、小学校5年生の時に県大会に行けたのが嬉しかった。

中学生・高校生時代

中学校に入ったら迷わずテニス部へ。先輩たちのラケットを部室から運んだり、ボール拾い好き。ボールのスマッシュが好き。またこの時に青少年赤十字(JRC)にも入る。ジャパンレーシングクラブと勘違いした、やんちゃな男子と福祉の活動に携わる。町のCDショップからポスターをもらい、文化祭で販売して募金を募った。「ジャパンレーシングクラブ」と間違った男子のチャリンコの速さに感動する。また同時にJRCで、同じ世界に生きてきた子どもたちに格差が存在することを学び、社会貢献に関心を持つ。

青森県立中央高等学校に入る。物理と数学が苦手、世界史が好き。ここでは美術部と漫画研究会に入る。全国のコミケを研究し、青森県(当時)最大のコミケをプロデュースする。この時からイベンターであった。

18歳で渡米!アメリカ留学時代

高校を卒業後、渡米。半年間英語のクラスに入り、その後大学へ入学。大学で青少年福祉学を学ぶ。 英語は苦手だったが、「最初から得意なふりをしよう」と演じ、背水の陣で臨む。

朝5時に起きて勉強し、授業に行き、予習をして寝るのが午前2時という生活ができたのも若かったからか。大学時代はオランダに短期留学をしたり、ドイツでインターンも経験する。二十歳の誕生日を迎える瞬間、エッフェル塔を見ながら迎えたのは思い出。・・・あ、一人でです。卒業のときに学長賞を受賞。

大学卒業後、母校で就職。学生課勤務。といっても、配属されたのは学生寮。6階建ての女子寮の寮母をやっていました。親元を離れて開放的になってたまに暴れるアメリカン・ティーンエイジャーと戦っておりました(笑)

その後、バーモント州にあるSchool for International Trainingに入学。異文化経営学を学ぶ。この時に出会ったカンボジア人から内戦の話を聞き、カンボジアにボランティアに行くことを決意。その留学生が「ここまで留学してこられたのは、自分が難民キャンプ時代に通った図書館があったから」という話をしてくれた。

「図書館で人生が変わった」

その話を聞き、図書館の仕事に関心を持つ。

国際協力NGOのカンボジア事務所でキャリアをスタート!ファンドレイジンザーとしての挑戦

カンボジア人留学生が紹介してくれた公益社団法人シャンティ国際ボランティア会のカンボジア事務所にインターンとして入る。インターン中に声をかけてもらい、そのままカンボジア事務所に就職。9年間、カンボジア事務所図書館事業課コーディネーターとして、絵本や紙芝居の出版、図書館建設、学校の図書室の設置、図書館員育成に携わる。

内戦が終わり、ゼロから国づくりが行われている土地でも、過去と未来をつなぐ図書館の力を感じた。

帰国後は同団体の東京事務所に異動。海外事業課カンボジア担当、国内事業課長となる。2007年の海外事業課カンボジア担当だったとき9カ月で1億円のファンドレイジング(資金調達)をする必要がでてきて、ファンドレイジングの手法を体系的に実践し、1億円以上を調達。

2011年広報課長になった3ヶ月後、東日本大震災が発生。団体は3月15日から現地入りし緊急救援の活動を実施。私は4月3日から現場入りする。5月に岩手県の調査を行い、公共図書館が壊滅的な被害を受けた岩手県沿岸部で「いわてを走る!移動図書館プロジェクト」を立ち上げる。

2012年にクラウドファンディグのプラットフォームReadyforを活用した「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」をプロデュース。

862名から8,245,000円の支援を受け、当時の国内クラウドファンディングで最も資金を集めたプロジェクトとなる。「READYFOR OF THE YEAR 2015 ~夢へのスタートアップ大賞~」を受賞。

2015年12月末でシャンティ国際ボランティア会を退職。

2016年1月よりかまくらさちこ株式会社を設立。またそれと同時に、2019年3月まで、図書館等公共施設の整備や産学連携のコンサルティングを行っているアカデミック・リソース・ガイド株式会社でも仕事を開始。自治体の図書館整備に関わる計画策定の支援を行いました。

2019年4月から、かまくらさちこ株式会社一本で仕事をしようと思っていた矢先、昔の上司が転職したエファジャパンが海外事業担当を募集しているのを見つけ応募。

2020年6月より、特定非営利活動法人エファジャパンの海外事業担当を務めながら、かまくらさちこ株式会社の代表取締役、といっても一人社員として、パラレルワーカーをしています。

また2021年8月より映画のプロデューサーもしています。

以下、講演用のプロフィールなどにお使いください。適宜、講演会のテーマに合わせて編集をしてください。

鎌倉幸子(かまくら・さちこ)
青森県弘前市生まれ。アメリカ・バーモント州のSchool for International TrainingでIntercultural and International Management修士課程修了。

1999年、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会カンボジア事務所入職。カンボジア事務所図書館事業課コーディネーターとして500をこえる小学校に図書室を設置する。2007年東京事務所に異動。2011年1月に広報課を立ち上げる。東日本大震災の後、公共図書館が壊滅的な被害を受けた岩手県沿岸部で仮設住宅を巡回する「いわてを走る!移動図書館プロジェクト」を立ち上げる。2015年12月末にシャンティを退職

2016年1月からかまくらさちこ株式会社代表取締役。クラウドファンディングを含むファンドレイジングの企画・運用支援、SNSを活用した広報・コミュニケーション戦略策定と運用支援、社会的インパクト・マネジメントや組織基盤強化などのコンサルティングを行っている。現在までに約 100 件のクラウドファンディングの伴走支援(支援総額2億7千万円)を行った経験を有する。

 

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