富岡町で考えた”あっちとこっち”

緊急救援・復興支援

大学時代の後輩に会いに福島県富岡町へ。帰宅困難区域にある自宅にも連れて行ってもらいました。

– 誰も乗れないブランコ
– その前に設置された線量計
– 黒く巨大な大量の袋
– カウンターの数値

「福島では天気予報のあと、今日の線量のコーナーがあるんだよ。青森はありますか」

「青森は、ないね」

「そっかー」

帰宅困難区域から、解除された場所に目を移す。

家、緑、空の色

なにひとつ、違いはない。あるのは、目の前にある2つの空間を断絶しているバリケードだけ。

「あっちと、こっち。違うかもしれないけど、目に見えないからわかんないね」

そういって帰宅困難区域に入る前にゲートで渡された線量計に目を向ける。

あっちと、こっち。

目に見えないものやことでわけられているけど、もうひとつ目に見えない「こころ」では”あっちとこっち”をわけないようにしようと固く誓った。

投稿者プロフィール

鎌倉幸子(かまくら・さちこ)
鎌倉幸子(かまくら・さちこ)
アメリカ、オランダ、ドイツ、カンボジアでの海外生活15年の青森県民。現在は東京都在住。認定ファンドレイザー。社会的インパクト・マネジメント/ITコミュニケーションとファンドレイが守備範囲。

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