伝えていくこと~参加したくなるNPOの広報、共感をマネジメントするコミュニケーションとは

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5月15日に日本ファンドレイジング協会主催の「参加したくなるNPOの広報、共感をマネジメントするコミュニケーションとは」で講師を務めました。

■開催に寄せて講師コメント■
広報は訳すとPublic Relations。

ステークホルダーに情報を伝え、またフィードバックをもらうプロセスを経て、継続的な関係を築くことこそ広報なのです。つまり広報はワンウェーではなく、ツーウェーコミュニケーションがとられている状態を作り出すことが目標です。

「伝わらなければ、伝えたことにならない」中、どのような言葉を使って伝えるのか、そして思わず口コミを起こし、参加したくなるPRのコツをお伝えします。

具体的にクラウドファンディング、イベントなど具体的な事例の紹介とワークを予定しています。

今年の2月14日に、同じく日本ファンドレイジング協会が主催しているファンドレイジング日本2015で「NPOのソーシャルメディア活用術」で講師をしました。ここでは20分で、事例紹介のみだったのですが、もう少し聞きたいという声があったので今回の依頼につながったようです。

3時間の講座でした

「参加者があるのかな?」と思い会場に行ったら、満席!

都内だけではなく、九州や北陸からも参加をいただきました。わざわざありがとうございます。

3時間ですので講義だけだと飽きてしまうはず。

なので個人ワークと席ごとにシェアしてもらう時間をたっぷりとりました。

私は、実はワークは好きなのですが、シェアするのが苦手。それも大人数でシェアするのは嫌い。わがままをいうと隣の人と2人だけで話をするのも苦手。

人見知りですいません。

だから5~6人の島を作ってもらいました。これくらいが多すぎず、少なすぎずかなと思いました。

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みんな「持ってる」んだ

13.5文字でキャッチを作ってもらうとか、クラウドファンディング用にタイトルを作ってもらうとか、短時間ですが実践的なワークをしました。

皆さん、最初は「無理~」という表情をされていましたが、その目の輝きは見逃しておりませんよ。

個人ワークをやってもらい、その後、全体シェアタイムを持ったのですが、どのテーブルも盛り上がっています。

「それいいよ!」と名物キャッチコピーも生まれているようです。

「どうしても発表したい人や、この人にはぜひ発表してもらいたいという推薦があればぜひ」といったら、手が上がりましたよ。

そしてその発表を聞くと、自然と「それいい」「なるほど」というコメントと一緒に、拍手が起こります。

皆さん、すでに能力を持っているんです。

それを出す場所がないだけなんです。ワークを通じて、その可能性を引き出せたかな(笑)

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あっという間の3時間でした

3時間のプログラム、皆さまお疲れさまでした。

終わった後、Facebookのお友達申請をいただく中で感想をちょうだいしたり、アンケートの結果を協会から送ってもらいました。

「受講料、安すぎですよ」という感想にビックリ。いやぁ、ありがたいですね。

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日本ファンドレイジング協会のスタッフさんから「今度は1日みっちりやっちゃいません」という提案は、冗談か、本当にやっちゃうのか?

伝わらないと、伝えたことにならない。

じゃぁ、どうやって伝えるの。

そんなことを、みんなでまた話し合って、NPOの広報を考えたり、促進される結果になればいいな。

改めてご参加いただきました皆様に感謝。アレンジをしてくれた日本ファンドレイジング協会のスタッフの皆さま、ありがとうございます。

実は広報のことも書いています。

 

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