<2023年9月1日まで>シンポジウム「ミュージアム運営を変える新しいお金の潮流」再放送 期間限定申し込み受付開始

講演・イベント

READYFOR主催のシンポジウム「ミュージアム運営を変える新しいお金の潮流」に「【Session1】ミュージアムのファンドレイジングの現在地とこれから」に登壇しました。

好評だったようで、再度視聴いただけるようになったようです。無料でご覧いただけます。ぜひご視聴ください。

こちらREADYFORからのプレスリリースの抜粋です。

日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社は、去る2023年3月28日(火)に、文化芸術に関わる皆さまに向けてオンラインシンポジウムを開催いたしました。大変好評につき、9月1日(金)までにお申し込みくださった方に限定して、再放送を行うことにいたしました。

(申込URL:https://cfevent.readyfor.jp/culture/230328/movie )

  • アーカイブ配信概要

博物館や美術館が持続可能な運営を行なっていくには、資金獲得の視点を欠かすことはできません。

新型コロナウイルスの影響や社会情勢の変化が、エネルギーや資材費の高騰を引き起こしている状況の中で、資金獲得手段の多角化は業界全体でも注目のテーマであると言えます。館の活動を継続・発展していくためには何を考え、実行していかなければいけないのか。本シンポジウムでは、3つのセッションを通じて、お金の側面からみた博物館運営のあり方について掘り下げていきました。

館の運営に携わる現場の方々から文化庁における博物館行政の第一人者、資金調達の専門家まで幅広いステークホルダーの皆さまをお招きし、博物館の目指すべき姿について議論を交わしたシンポジウムとなりました。

  • こんな方におすすめ

・クラウドファンディングに興味のある方

・クラウドファンディングの実行を考えている方

・博物館・美術館に関わっている方

・芸術関連団体に所属している方

・文化芸術の保存・振興に関心のある方

  • 概要

申込期間

2023年7月26日(水)〜2023年9月1日(金)

録画日

2023年3月28日(火)

セッションタイトル

・Session1 1時間 ミュージアムのファンドレイジングの現在地とこれから

・Session2 1時間 「新しい」に挑戦するミュージアム

・Session3 1時間 実践に学ぶ|地方公立館のクラウドファンディングの裏側

費用
無料

視聴方法

期間内にお申し込みいただいた方へのみ、申込時のメールアドレスに、YouTubeの配信URLをご案内します。

※動画閲覧の有効期限は設定予定はございませんので、9月1日をすぎてもご覧いただけます。

  • セッション詳細

【Session1】ミュージアムのファンドレイジングの現在地とこれから

博物館におけるファンドレイジング活動は近年活発に議論されるようになっています。セッション1では文化庁博物館振興室から中尾氏をむかえ、「文化芸術に関する多様な資金の活用状況」に関する基調講演をいただきます。その後は認定ファンドレイザーの鎌倉氏を交え、トークセッションという形で日本の現状と今後の展望について議論を重ねていきました。

■登壇者

文化庁博物館振興室 博物館支援調査官

中尾 智行

1973年大阪府生まれ。奈良大学文化財学科卒。専門は日本考古学と博物館学。河内長野市教育委員会、大阪府文化財センター、鳥取県教育文化財団、神戸女子大学非常勤講師、大阪府立弥生文化博物館総括学芸員を経て2020年から現職。

「モノとコト」の中心になる「ヒト」を強く意識しながら仕事に取り組んでいる。

かまくらさちこ株式会社代表 / 認定ファンドレイザー

鎌倉 幸子

アメリカ・バーモント州のSchool for International Trainingで異文化経営学修士。1999年より公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)カンボジア事務所図書館事業課コーディネーターとして500をこえる小学校に図書室を設置する。2007年東京事務所に異動にファンドレイジング業務を担当。2012年にREADYFORを通じて支援を呼びかけた「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」が当時の日本一の支援額を達成。2016年フリーとなり、クラウドファンディングを中心に図書館などの文化・教育施設やNGOのファンドレイジングを支援している。日本ファンドレイジング協会の認定ファンドレイザー・認定講師。

READYFOR(株) 文化部門長 / リードキュレーター

廣安 ゆきみ

1991年生まれ、広島出身。東京大学文学部(美学芸術学専修)を卒業したあと、出版社で歴史雑誌の編集者を経験し、2016年にREADYFORへ。入社以来一貫して、個々のプロジェクトを伴走サポートするキュレーター職。特に文化分野のファンドレイジングに関心があり、2018年、社内に部門を立ち上げる。現在は、美術館・博物館、舞台芸術、芸術祭、文化財など広く「文化・芸術分野」の施設・団体のクラウドファンディングサポートを行っている。

【Session2】「新しい」に挑戦するミュージアム

急激に動いていく社会に合わせて、博物館・美術館は本質的な部分は残しながらも少しずつ新しい取り組みを始めています。READYFORでクラウドファンディングを実施した熊本市現代美術館の岩崎氏、碌山美術館の武井氏を迎え、それぞれの館の運営を維持・向上させていくための手段について具体的事例をもとにお話をお伺いしていきます。また、公立と私立の館の運営の違いや比較を通じて、共通する課題を明らかに。

■登壇者

熊本市現代美術館 副館長
岩崎 千夏 

1968年熊本生まれ。1997年、美術館の建設準備が始まった年に運営母体である財団法人に採用された一人目のプロパー職員。総務職員を経て、指定管理者制度をくぐり抜け、現在は主に学芸班の取りまとめ役、管理班の叱咤激励役、会計班の相談役、館長の補佐役、ソト・タテ・ヨコの調整役など、つまりなんでも屋。因みに熊本市現代美術館は2002年に開館し、昨年20周年を迎えた。

碌山美術館 学芸員
武井 敏

1973年生まれ、長野県出身。東北大学文学部、東北大学大学院文学研究科で西洋美術史を学ぶ。修了後一時出版社に勤務し、博士課程に入学、美術館就職のため中退。学生時代はイタリア・ルネサンスとくに16世紀ヴェネツィアの美術史を中心に研究。2007年より現職。荻原守衛(碌山)を中心に日本近代彫刻を研究しつつ、館運営の効率化に取り組む。

READYFOR株式会社 文化部門 キュレーター
佐藤 妙

1990年生まれ、三重出身。多摩美術大学(芸術学部)卒業。現代アートのギャラリーに勤務した後、有限会社カイカイキキにてアーティストのマネジメント業務に従事。2021年よりREADYFORに参画、クラウドファンディングを伴走サポートするキュレーター職として、文化・芸術部門に所属。これまでに、美術館・博物館、神社仏閣、伝統芸能、文化財、芸術大学、現代アートなど、幅広いプロジェクトを担当。

【Session3】実践に学ぶ|地方公立館のクラウドファンディングの裏側芸術文化団体から学ぶ 

自治体などの設置者からの予算で運営される公立館においても、外部資金の獲得の重要性について議論されることが増えてきています。

最後のセッションでは入間市博物館の大久保氏と公益財団法人帆船日本丸記念財団の島宗氏をお招きし、公立館でのクラウドファンディングの舞台裏をお伺いします。公立館ならではのプロジェクトの進め方やハードルについて、またクラウドファンディングがもたらした効果など、実体験を交えてお話しいただきました。

■登壇者

入間市博物館 文化財担当主幹
大久保 卓

平成10年入間市役所に入所。平成14年より文化財保護行政に携わるようになり、平成24年からは入間市博物館勤務。館では文化財の保護啓発のほか、施設運営にも当たっている。近年は市が所有する国登録有形文化財「旧石川組製糸西洋館」、市指定有形文化財「旧黒須銀行」等、文化財建造物の保存活用に向けた計画の策定、実際の運営に取り組んでいる。

公益財団法人帆船日本丸記念財団 学芸課長補佐
島宗 美知子

横浜みなと博物館学芸員として、展覧会、教育事業、資料収集保管など多彩な事業を担う。展覧会はこれまで30回以上開催し、これにともなう助成金申請も数多く行う。一時期営業企画課に所属し、旅行会社や学校への営業活動、広報、イベント企画、施設貸出業務などを経験する。自治体、学校、企業、他団体等と協働する博物館活動推進を模索中。

READYFOR(株) 文化部門長 / リードキュレーター
廣安 ゆきみ

同上

お申込みフォーム

下記URLのお申し込みフォームよりご入力をお願い致します。

https://cfevent.readyfor.jp/culture/230328/movie

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