音声配信のstand.fmで「ファンドレイザー(資金と仲間集め人)の仕事」という番組を始めました。
第5回目の配信のタイトルは「クラウドファンディングの活動報告の最初と最後」です。
今日目標の750万円を達成したクラウドファンディングのプロジェクトを振り返りながらお話ししました。
クラウドファンディングの活動報告の最初と最後
こんにちは。ファンドレイザーの鎌倉幸子です。この番組ではファンドレイジング(資金調達となかまを増やすこと)についてお伝えしていきます。
今日のテーマはクラウドファンディングの活動報告の「最初と最後」についてです。
今日嬉しいニュースがありました。いまアドバイザーをしている団体のクラウドファンディングが今日、目標金額を達成しました!750万円を無事超えることができました。大きい金額だったので、大丈夫かなと思っていただけに、ほっとしています。
2日前の私のツイッターを見ると「あと100万円を切りました」と書いていたので、2日で100万円が集まったことになります。
9月5日…いまから4日前に私がある作業を巻き取りました。私は口頭でアドバイスをするだけではなく、実行者が人員不足などで手が動かせないとき、その作業を代わりにやることもあります。
今回は、人が足りないというよりは、発信の仕方について実際に見て、実感してもらいたいと思ったので、私が担当になりました。さて、その作業とは何かというと「活動報告」を書くことです。
そしてその活動報告をFacebookに投稿することです。4日前にはたしか目標達成まで150万円が不足していたのですが、そこから2日で50万円を調達。そして次の2日で100万円が集まり、達成となりました。
活動報告は「お金をください」「支援をお願いします」という文章からスタートはしていません。その団体が大切にしていることとか、団体としての専門性を伝える記事だったりとか、活動への参加者の変化だったり声をしっかり伝えてました。
そして文章の最後に、「このクラウドファンディングの挑戦も2週間を切りました。目標金額まであと120万円が必要です。ぜひFacebookやTwitterなどで、この挑戦をシェアしていただけると幸いです」と書きました。
そして目標金額。ここでは750万円ですね。今時点で達成している金額。このときは621万円でした。そして達成まであと「1,282,220円」と箇条書きで書きました。
こうすると、どこを目指していて、いまどこの地点にいて、あとどれくらい必要なのかがまとまった情報としてみることができます。
「いい記事だなー」と思った人が、いちいちクラウドファンディングのトップのページに戻り足りない金額を確認するのではなく、読み進めているうちにその状にあたれる方がストレスフリーだと私は思っています。
まとめです。活動報告は、報告で終わらせず、文章の最後にどこを目指していて、いまどこの地点にいて、あとどれくらい必要なのかを書きましょう。そうすることで、「あと120万なのか」とストレートに理解してくれるはずです。
ちなみに今日のその団体は「目標達成まで60万円です」と書いたところ、「じゃあ60万円ね」と支援が入ったとか。これにはさすがに私もびっくりしましたが、伝えないことには伝わらないと改めて学ばせていただいた一日でした。
今日も聞いていただきありがとうございました。
調達したお金で、集まった仲間たちと一緒に、たくさんの挑戦できる世界になってほしいです。
そのためにもとにかく「伝えること」が大切です!
ファンドレイザーの鎌倉幸子でした。