『走れ!移動図書館』震災時における図書館事業について英語版で出版したい

ライティング

東日本大震災で、公共図書館が壊滅的な被害を受けた岩手県山田町、大槌町、大船渡市、陸前高田市で、本を手にする機会をつなぐために行った移動図書館の活動をまとめた『走れ!移動図書館』(ちくまプリマー新書)を刊行しました。

昨年、イギリスで図書館に関した本を出版するために、と原稿依頼を香港からいただきました。『走れ!移動図書館』をベースに、先方から届いた英語での質問に、英語で返答する形で情報提供しました。

そして先週、フランスのパリ大学から「英語で書かれた資料はないか」と問い合わせをもらいました。

2013年にフランスのパリで開かれたカンファレンスで英語でスピーチした事業を説明した文章をお渡ししましたが、この本の内容を全部伝えたい。

そんな気持ちが沸き上がってきました。

いまや、オンラインで内容が公開できる時代です。

とはいえ、適当な翻訳で公開されるのも著者としては物悲しい気持ちになります。

そこで

  • きちんと翻訳のプロに依頼する
  • 翻訳されたものを全世界に届けられるための施策を練る

ことにしたいと思います。

情報は日本だけのものではなく、全世界に発信したい。

そのためにはいくらの費用が掛かるのかも含めて検討していきたいです!

いずれにせよ『走れ!移動図書館』に関心を持っていただいたことに感謝いたします!

 

走れ!移動図書館

走れ!移動図書館

  • 作者:鎌倉幸子
  • 出版社:筑摩書房
  • 発売日: 2014年01月07日
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