「絶版、絶賛」が生まれた背景

2月2日に紀伊国屋書店新宿南店で行われた「公共図書館はほんとうに本の敵?」に参加した方と話をする機会がありました。私は行きたかったのですが、用事があり断念していたので、感想を聞けたのはよかったです。

・図書館が、出たばかりの本をたくさん買って貸し出すと、本屋さんが困る。

・だからたくさんの本を買わないでほしい。

・また出たばかりの本を貸し出すのではなく、ちょっと期間を置いてほしい。

ということが課題だとか。図書館も読みたいというリクエストを強くいってくる利用者もいるだろうし、対応を迫られると思うし。

本屋さんと図書館と相互補完をするとしたら、なんだろう。

と考えたとき、思いついたのが、「絶版、絶賛」です。

絶版、絶賛

「絶版になった本も図書館にはあるじゃないか」

そこで「絶版本を自分がいつも通っているor自分が勤務している図書館で探し出し、それを自慢する会」を行う企画を建てました。

本屋さんを探してもすでに存在していない本を、図書館で発掘。

そして「こんなお宝が、図書館にはあるんだぜ」と熱く語り合う会です。

【やること】
・図書館で絶版になった本を1冊探して、持ってくる。

・どこの図書館で、どうやって探し当てたか。またその本のすごさをお話してもらう。

もしかしたら将来、復刊ドットコムさんとコラボもできるかもしれません。出版社さんが再版か文庫化してくれるかもしれないと願っていたりします。

あぁ、幸せな循環(!?)

どうせなら「本」をテーマとした場所でやりたいと思い、新宿ゴールデン街にあるプチ文壇バー「月の吠える」をお借りしました。またお出しするお酒も、ヘミングウェイが愛したお酒を用意します。

べろべろに酔いながら、絶版、絶賛します。

もう満員御礼なので申し込みは締め切ったのですが、また報告しますのでよろしくです。

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