2014年度明治大学図書館情報学研究会シンポジウムにてお話をさせていただくことになりました。
明治大学といえば、今年の10月に図書館員のためのブラッシュアップ講座Ⅻで『ゼロから図書館プロジェクトを作る』という演台でお話をさせていただきました。また10月31日、11月1日にはこちらを会場とした全国図書館大会でも講演をさせていただきました。今年は私の中で明治大学イヤーですね。
今回は、2013年の国際図書館連盟 (IFLA)シンガポール大会でのベストポスター賞受賞を受賞したポスターを企画・作成した福島県立図書館・主任司書の鈴木史穂さんのお話を伺えるのも楽しみ。
受賞したこのポスターは東日本大震災後に福島県内の図書館員たちが行ってきた読書支援・情報支援について、似顔絵とともに紹介したもの。貴重な声であり、記録です。
さて、こちらがシンポジウム詳細です。
「図書館活動をとおした東日本大震災復興支援活動:現状と今後」
日時:2014.11.22(土)13:30~16:10
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー(2 階) 1022 教室
開催趣旨
東日本大震災が発生してから3年が経とうとしています。いま,被災地における復興支援
は,どのような局面をむかえているのでしょうか。本シンポジウムでは,図書館の復興支援
に焦点をあて,これまでの状況と今後の課題について考える機会としたいと思います。
まず,福島県立図書館司書の鈴木史穂氏からは,2013 年に開催された国際図書館連盟
(IFLA)シンガポール大会でのポスター発表(ベストポスター賞受賞)の内容を踏まえて,
福島県内の図書館の被災状況と復興支援への取り組みについてお話しいただきます。次に,
シャンティ国際ボランティア会の鎌倉幸子氏からは,自身が立ち上げた「移動図書館プロジ
ェクト」を中心とした復興支援活動についてお話しいただきます。
さらに,本学震災復興支援センターが実施した福島県新地町立図書館での図書受入ボラン
ティアに参加した司書課程学生から報告をしていただきます。
その後,講演と報告をもとにしたパネル討議を行ない,被災地における図書館の復興支援
活動について参加者と議論を深めていきます。
プログラム
会場:13:00
開演:13:30
1.開会の辞
2.13:35-14:20
講演:鈴木 史穂氏(福島県立図書館)
テーマ:福島の図書館と図書館員たち ~東日本大震災から今日まで~
3.14:20-15:05
講演:鎌倉 幸子氏(シャンティ国際ボランティア会)
テーマ:「走れ!移動図書館~本でよりそう復興支援」
4.15:05-15:25
報告:塚本 麻衣子さん(文学部 3 年),古田 峻一さん(文学部 3 年)
テーマ:福島県新地町図書館でのボランティア活動
15:25-15:35(休憩)
5.15:35-16:05
パネルディスカッション・質疑応答
6.閉会の辞
参加申込
11 月 20 日(木)までに電子メール(shisyo@meiji.ac.jp)にて お名前,ご所属を連絡く
ださい。
(先着 20 名まで参加可能,参加無料)
<本件の問い合わせ先>
明治大学 司書課程・司書教諭課程室 明治大学図書館情報学研究会
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台 1-1
Tel: 03-3296-4517
e-mail: shisyo@meiji.ac.jp
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