『絶版、絶賛』は文壇バーでヘミングウェイの愛したお酒を飲みながら・・・

3月8日に「絶版、絶賛」を開催しました。

絶版・・・というか重版未定の本ですかね(汗)

もう書店の棚には入らない本です。でも、素晴らしい本がたくさんあるんですよ。じゃぁ、その本がどこにあるのか。「それは図書館じゃないか」と思いつき、企画したのがこちらのイベントです。

最近コミュニティづくりとしての図書館がニュースとしても取り上げられることが多い気がします。それはその可能性を追求したいものです。

それにプラスして、資料の保管があると思うのです。その時の生活や社会の風潮が何かしら本に込められていると感じるのです。

「絶版本を自分がいつも通っているor自分が勤務している図書館で探し出し、それを自慢する会」を行う企画を建てました。

本屋さんを探してもすでに存在していない本を、図書館で発掘して、「こんなお宝が、図書館にはあるんだぜ」と熱く語り合う会。面白いじゃないですか。

昔の本は、図書館の企画展で出ているかもしれませんが、基本的には自分で探し出し、図書館員に頼んで奥の倉庫(閉架)から取り出してもらうことになるでしょう。

そこまでして本を見つけ出すプロセスも、この動きの速い世の中で貴重な機会かも。

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またそれと同時に深い議論になりました。

価値のある本を、図書館員がどうやって見極めているか。

貴重な資料を除籍していないか。

どうすれば本の目利きになれるか。

またその他にも、「自動貸し出し機はどうよ」という話とかもでましたね。私の近くの図書館は最近自動貸し出し機になりました。カウンターに持って行ったら、「あちらをお使いください」と自動貸し出し機に案内していただき、説明を受けました。

分かったのはカウンターではもう借りられないらしいということ。

「カウンターか自動貸し出し機か、利用者が選べるものではないんですね」という疑問に、図書館チームがご説明くださるという、大変ありがたい「図書館の使い方講座」をうけることができました。

今回の会は、図書館に勤務している方、していた方だけではなく、利用者として使っている人も一緒だったのが面白かった。こうやって一つ一つの疑問に答えてもらえたら、図書館利用への抵抗はもっとなくなるかも。ギモンから生まれる不安の壁って存在する気がしました。

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 ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

そして会場を貸してくれた「月に吠える」さま、ありがとうございます。

2時間一本勝負という、短い時間でしたが有意義でした。今後も企画したいと思います。今回来て頂いた方もまた参戦ください。

今回は参加できなかった方も、次回はぜひ。

また少人数でワイワイやりたいと思います。

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