若宮正子さんの講演会「まーちゃん 世界を飛び回る」に参加しました。こちら、とある人の知り合いで声をかけられた人だけが参加できたシークレットの会でした。
講演会でいただいた話のポイントをまとめました。
若宮正子さんの自己紹介
- 有名人になるのはチャンス。いろいろなものを見て、その情報をシェアしたい
- 1935年4月生まれ
- 疎開から、進駐軍によるアメリカ式の教育など、激動の時代を生きた
- 高校卒業後、定年まで銀行に勤務
- 40代後半、50代は銀行の企画セクションで仕事をしながら、いろいろなことに興味を持ち楽しんでいた
- ネットライフを楽しみたいと退職金でコンピューターを買う。Windows95が出る前!
- 定年後は、母の会議をしつつメロウ倶楽部で同世代との交流を楽しむ
- ネット上で生存確認ができる!
- パソコンのおかげで翼を得た!家という狭い空間から広い世界へと連れて行ってくれた
- Ted×tokyo2014にスピーカーとして登場した。”Now it is time to get your own wings:”
- アプリをhinadan開発
https://itunes.apple.com/jp/app/hinadan/id1199778491?mt=8 - 2017年9月「人生100年時代構想会議」の有識者議員になる。高卒の人間が有識者になるのは無理といったら、「有識者の定義は時代によって変わります」といわれた
- 出版した本が韓国語で出版される予定。英語版も出る予定
- 国連の社会開発委員会で講演をした。演題は”Why are digital skills critical for older persons?”
Why are Digital Skills Critical for Older Persons? | United Nations For Ageing
私は、創造的でありたい
- Excel Artを教えている。これは「セルの塗りつぶし機能」や「枠線の色つけ機能」を使って『アート作品』をつくること。手芸の好きなシニア向けに草案
- Excel Artの図案を用いてグッズをつくった(うちわ、洋服)
- 3Dプリンターを使ってペンダントをつくった
- WWDC2017Key Noteでも、そのペンダントをつけていった
- シニアは指が乾燥しているのでスマホの画面を触っても反応しない
- スマホ、タブレットを使うシニアは増えているがシニアが楽しめるアプリは少ない
- 若いエンジニアにシニア向けのアプリ開発をお願いしたら、「シニアの興味は自分はわからないので若宮さんが自分でやったら」といわれた
- 教えてくれる人探しをして見つけたのが東北の人だった。Skypeやメッセンジャーを使って指導してもらった
- CNNの報道に加え、40ヵ国語以上言語でメディアに登場しhttps://money.cnn.com/2017/03/02/technology/81-year-old-woman-publishes-iphone-app-japan/
- Apple社のCEOクックさんにお会いし、話をする機会を得た。シニアにとってスマホがどれだけ使いずらいかを語った
- Appleがいうにはhinadanを多言語化すればといわれた。英語版、中国語版も公開した
- アプリ開発は身近なところにアイディアがある
- IOT時代を迎えて「現場を知っている人」が「自分に最も役立つ」「自分の使いやすアプリ」を開発する時代がうる
- プログラミングについて知っていた方がよい
- IOTが解決してくれる課題はある
- 創造することこそ、人工知能にはできない最も人間的な活動だと思う。だからこそ、私は「創造的でありたい」
人生100年時代を生きる
- いままでの当たり前を再点検をしよう
- 人生の「もう遅い」はない
- 60歳を過ぎると人生が面白くなる
- 70代、80代は伸び盛り!そのためにも、自分自身をアップデートする必要がある
- 人生を使い切りたい!
- シニアは失ったものを嘆く人が多いが、「何が残されているか」を確認したほうがよい
- 失った物以上の、新しい知識・技巧を身につけよう
- 社会の進歩、変化を楽しもう
- 変化を知ることができるのがシニアの特権
- 中国のセミナーで「量子コンピューターを学ぶべき」と中国の先生がいっていた
▲懇親会でお店が若宮さん用に用意してくれたケーキ!PC!
▲スマホで撮影をする若宮さん
▲だ、大好きな人とあえました。東ちづるさーん!
▲「誰もが生きていてよかったと思い、生き切る世界をつくる」
若宮さんのお話を聞いて、決めた私のゴール!
▲お会いできてうれしかったです!インスパイヤ―されました。
「誰もが生きていてよかったと思い、生き切る世界をつくる」
実現に向けて動きます!