講演などアウトプットの仕事が続くと、車のように給油したくなる。
そんな時、本を読みインプットをする時間を持つようにしています。
今、読んでいるのは『図書館の文化史的研究~明治末期を中心として』(佐藤忠恕著、葛麓社、1977年)
明治末期の事例を中心に・・・と聞くと、図書館史の本かなと思いつつ手にしました。最初のページを読んで、著者がなぜこの本を書こうと思ったかは、「図書館への変革」への提言だということが分かりました。
ぼくも含めて図書館員に向かって人間変革を要求したいのである。(中略)読者と図書との間に必要な人間(図書館員)があってこそ読書活動は社会性を獲得し、個人から社会へと広がっていくのである。その結び目である人(図書館員)の能力と人間内容は、あくまできびしく、正当に評価され、変革を要求されなければならない。
8ページ
図書館変革は、それに携わる人である図書館員がどうあるかが問われていると。
まだ、読み始めたばかりですが読み終わったらまたお知らせしますね。
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