カタール航空での旅路、ラックの中においてある機内誌を目にしました。
ぺらっとめくるとカタールの公用語であるアラビア語の文字が飛び込んできました。
思わず
「まったくわからんー」
と心の中で叫びました。
それと同時に、日本にいると「まったくわからない」ことってあまりないなと思いました。
もちろん知らないことは山ほどあります。でも、日本語が読るだけでも「まったく未知の世界にいる」と感じることはありません。
でもそれは同時に「知らないこと」を「知っている」と勘違いをして、そこで思考が止まる、調べなくなるという危険もはらんでいます。
アラビア語もさることながら、ギリシャ語もわかりません。ギリシャという国に行ったことが初めてなので、見当もつきませんが、その分、生きるためにアンテナが立つような気がします。
今回の旅行で、知らないところに身を置くことで、いままで忘れていた感性のアンテナを立てていきたいです。
この「わからない」を怖いけれど、楽しもう。
(別のページに英訳された同じ記事もありました!)