コミュニティ指標を活用した参加型の地域づくり」について、調査や情報発信、取り組みのサポートを行うチーム CI-Labo:Community Indicators Labo(シーアイラボ)のメンバーとして活動しています。
地域に関するデータや情報を、その地域に関わる人の手によって見える化することで、地域が抱える課題の根源やその地域の持つ可能性が可視化され、何に取り組むかが具体化される…そんな循環を生み出したいと願っています。
そのCIラボが「目標・指標を活用した参加型の地域づくり」と題したオンラインシンポジウムを開催します。
ご関心がある方、ぜひご視聴ください!以下、詳細です。
第2回コミュニティー・インディケーター・フォーラム
「目標・指標を活用した参加型の地域づくり」
〜CICインパクト・サミット報告〜
地域の課題解決には地域内外の様々な人や組織の力が必要です。課題を関係者間で共有しアクションをおこしていくには、地域の目指す姿(ビジョン)を皆で共有し、地域の現状を示す地域指標により、ビジョンへの道のりを可視化することが有効な手段の一つです。
このような取り組みについて調査研究し、国内で普及促進を図るために立ち上げたCI-Labo(Community Indicators Labo: シーアイ・ラボ、事務局:CSOネットワーク)では、北米を中心に指標を活用した地域づくりを推進している“Community Indicators Consortium:CIC”の年次大会に、昨年に引き続き参加し、富山県黒部市における参加型の地域づくり「5GOALS for黒部」の取り組みについて報告するとともに、大会の複数のセッションを視聴し、指標を活用した地域づくりや地域データの可視化について、学びを深め情報収集を行いました。
昨年12月に開催した第1回フォーラムに続き、上記2020年CIC年次大会(インパクト・サミット)で紹介された、指標を活用した地域づくりの海外先進事例を報告し、今後の日本への導入や応用について議論していきたいと思います。
ご関心のある皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
シンポジウム詳細
日程
実施方法
参加費
定員
プログラム
- 趣旨説明・CI-Laboの活動紹介・CICインパクト・サミットの概要
- CIC サミット報告③:コミュニティレジリエンス:レジリエンスをどう測るか(市川享子)
- CIC サミット報告④: コロナ時代の指標活用アイディア(山本真穂)
- ディスカッション
- 黒部市の取り組み「5GOALS for黒部」進捗報告:指標策定方法(小柴徳明)
- 今後のお知らせ
主催・共催・助成
お申し込み方法
詳細・お問い合わせ
講師プロフィール
市川享子
東海大学健康学部講師 日本サービス・ラーニング・ネットワーク(JSLN)代表理事
小柴徳明
社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課課長補佐 経営戦略係、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)ソーシャルICTシステム研究室 協力研究員
中京大学体育学部卒業後、富山立富山学園(児童自立支援施設)で保健体育非常勤講師。2003年黒部市社会福祉協議会に入社。ボランティアコーディネーター、地域福祉、民生委員などの担当を経て現在は総務課に配属。赤い羽根共同募金改革や広報改革プロジェクト、近隣社協との連携事業などを担当。2015年に新設した経営戦略係として法人の基盤強化、経営の中長期ビジョンの策定、シンクタンク事業の立ち上げなどに取り組む。地域福祉分野におけるICT利活用研究、社会参加や地域の見える化などが関心ごと。好きな言葉は「やってみなけりゃ分からない」。好きな飲み物は「カシスウーロン」。