音声配信のstand.fmで「ファンドレイザー(資金と仲間集め人)の仕事」という番組を始めました。
第9回目の配信は「地元メディアは事前広報の強い味方」という話です。
どうぞお聞きください!
こんにちは。ファンドレイザーの鎌倉幸子です。この番組ではファンドレイジング(資金調達となかまを増やすこと)についてお伝えしていきます。
今日は昨日の放送「スタート前のプロセスをオープンにしてみよう」に関係していますが、「地元メディアありがとう」という話です。
私はいま映画のプロデューサーをしています。
プロデューサーの仕事のひとつに映画制作への協力・協賛の呼びかけがあります。協賛のお願いとして、たとえば「一口5万円だとエンドロールにお名前が載るのでご協力をお願いします」といって営業します。
アポを取って、会いに行って企画書をお出しして、支援のお願いをする。もちろんその場で即決していただければよいのですが、たいていは「検討します」といって後日また交渉か、もうだめかという感じでしょうか。
アポを取って会ってくれるならまだいいですよね。「忙しいから」と門前払いされてしまうこともあるでしょう。
なぜ、決めていただけないのか。その理由の一つは「知らないから」。
初めて聞いた話にのって、資金提供を即決できる人ってそんなに多くはいないと思います。
「知らないを、知っている」に変えるには、事前に情報に触れてもらう必要があります。がっつり知っていなくても「ちょっと聞いたことがある」くらいでもOK。
そのために、露出を図れるのであれば、どんどん出ていくようにしています。
今日、私の出身地青森県のラジオに出演しました。いま手伝っている映画の公開は2023年と2年後ですが、がっつりと映画のお話をさせていただきました。
これも「生まれ故郷のメディア」だから取り上げていただけること!がんばっている出身者を地元メディアは応援してくれます。
ぜひ地方出身の人は、地元メディアにアプローチをしてみてくださいね。それを考えるとラジオはもちろん、地方紙の力は侮ることなかれです。
最近はタウン誌も出ているのでそちらにアプローチしてはいかがでしょうか?
このようにメディアに掲載されるとがっつりその記事を読んでいたり、ラジオを真剣に聞いていなくても「なんか記憶にあるな」と、会って話を聞いてくれたりするものです。
まずはそんな「タッチポイント」をいかに多くつくるかを考え、実践していくことが重要です。
ラジオの反応、どうなるかが楽しみです。
調達したお金で、集まった仲間たちと一緒に、たくさんの挑戦ができる世界になってほしいです。
地元メディアありがとう!
ファンドレイザーの鎌倉幸子でした。