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女の歳は首と手のひらを見ればわかるといった男がいたなぁ 『首のたるみが気になるの』(集英社)

ノーラ・エフロンといえば、アメリカのラブ・コメディの女王と言われた脚本家・映画監督である。

『恋人たちの予感』、『めぐり逢えたら』、『ユー・ガット・メール』

1990年代にアメリカで10代、20代の前半を過ごした私としては、胸キュンのラブストーリーに夢を見たものです。『ユー・ガット・メール』は1998年の作品ですよね。

確か、1995年にメールアドレスを大学からもらって使い始めたっけ。ただ、当時はまだまだメールでのやりとりは少なかったような。

1998年にアメリカの大学院の学生だった私は普通にメールを使っていたけど、1日に1通メールがあるかないか。まぁ、仕事をしていたら別だろうけど、さほどメールに邪魔されない生活だった。(だから映画もたくさん見れたし、ショッピングにも行けた)

だからメールのチェックも熱心じゃなかった。『ユー・ガット・メール』を見た後はちょっと頻度を上げてメールをチェックしてみたが、1週間も持たなかったわ。

さてさて前置きはこれくらいにして、『首のたるみがきになるの』(集英社)を再読!

最初に読んだのは、今年の夏でした。

FRaU(講談社)の2014年8月号の特集が『進撃の読書』と題して「心が〝ふるえる〞本とマンガ」の紹介をしていました。

その中で紹介されていた一冊でした。

ニューヨークのオシャレな生活も紹介されているということで、こちらもオシャレに白ワインをいただきながら読んだんだけど、どうしても食べたくてセレクトしたのは山形水ラーメンでした。

それが何か!?

ちなみに山形水ラーメンは、出しを固めた氷がドドーンと入っています。

さて、この師走に改めて手に取った理由は、お風呂についてのとある記事を見たから。

長風呂は、逆に肌の乾燥の原因になるというものでした。

私は長風呂なんです。

本を持って、ミネラルウォーターを飲みながら、使っていると時間が経つのを忘れてしまいます。

あ、汗を拭く、タオルも持参。

居間でも本を読みますが、お風呂の方が集中できます。だって、本と水と自分以外何もないから。シャンプーを触りながらお風呂で本は読めない。ただ居間だと、他の本を触ってみたり、PCを開いてみたり。注意力散漫な私は、合宿状態に自分を置いた状態の方がいいのかもしれません。

さてさて、お風呂は美容に良いと思っていたんです。本も読めるし、肌も磨かれるのであれば一石二鳥だと信じていたのですが!?

そしてお風呂上りは、コットンで化粧水を首までたっぷり塗るのです。

首までが顔なのですよ。女は。

そう意識したのは、20代の中頃、シニア層の男性から言われた一言。

「女性って化粧で顔は隠せても、首と手の甲のしわを見ると年齢が分かる」

当時は「ふーん」と思ったけど、今や自分の首を見ると「なるほど」と納得しつつ、焦りつつ。

だから、お風呂に入る時間が長いと、肌が乾燥しちゃうのは悲しいのよ。

そんなこんなで、女子は、また手に取って読んでしまいました。

来年は、ちょっと女子力を磨くぞ。

ダイエットもそうだし、ぷるぷるの肌になりたい。

そして、ニューヨークに遊びにいきたいと思ってしまったワタシ。

あぁ、欲深き女子という生き物。

あと3日で2015年です。

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