定義や実践方法、評価のあり方がコンパクトにまとまった「社会的インパクト・マネジメント・ガイドライン」 Ver.1(社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ)

最近よく耳にするようになった社会的インパクト。

その定義や実践方法、評価のあり方がコンパクトにまとまった「社会的インパクト・マネジメント・ガイドライン Ver.1」が社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(Social Impact Measurement Initiative、SIMI)から、2018年10月に出されています。

「社会的インパクト・マネジメント・ガイドライン」 Ver.1

http://www.impactmeasurement.jp/wp/wp-content/uploads/2018/11/impact-management-guideline-ver1.pdf

こちらが目次となります。

「社会的インパクト・マネジメント・ガイドライン」 Ver.1

目次
1 章 はじめに:本ガイドラインの位置づけ

2 章 基本概念 (「社会的インパクト志向原則」および「社会的インパ
クト・マネジメント・フレームワーク」より)
2.2. 社会的インパクト・マネジメントの定義
2.3. 社会的インパクト・マネジメントの目的
2.4. 社会的インパクト・マネジメントの実践
2.4.1. インパクト・マネジメント・サイクル
2.4.2. 社会的インパクト・マネジメントの実践者
2.4.3. 社会的インパクト評価
2.4.4. 社会的インパクト評価の5+2原則

3 章 社会的インパクト・マネジメントをはじめる前に
3.1. インパクト・マネジメント・サイクルでは評価はあとからやってこない
3.2. 主体は事業者
3.3. 関係構築の重要性
3.4. 評価は誰のために

4 章 インパクト・マネジメント・サイクルの4つのステージ
第 1 ステージ:計画(Plan)
(1) 情報収集・リサーチ
(2) 課題の特定と目的設定
(3) 計画策定
第 2 ステージ:実行(Do)
事業実施とプロセス管理・モニタリング
第 3 ステージ:効果の把握(Assess)
事業の効果の検証
第 4 ステージ:報告・活用(Report & Utilize)
(1) 報告・意思決定への活用
(2) 情報発信と継続的な評価

5 章 組織文化・ガバナンス (インパクト・マネジメント・サイクルを
効果的に回すために)
5.1. 組織文化
5.2. ガバナンス
巻末参考資料

これから社会的インパクト・マネジメントを勉強したい方、ポイントを押さえておきたい方にはおすすめの資料です。

一般財団法人CSOネットワークが主催する「社会的インパクト・マネジメント研修 【基礎コース】」もこのガイドラインが元資料となっているそうです。

ぜひご覧ください!

鎌倉幸子(かまくら・さちこ)

アメリカ、オランダ、ドイツ、カンボジアでの海外生活15年の青森県民。現在は東京都在住。認定ファンドレイザー。社会的インパクト・マネジメント/ITコミュニケーションとファンドレイジングが守備範囲。 詳しいプロフィールはこちら。