「どんな仕事をしているのですか」
そう聞かれることはあると思います。
でも
「どんな社会的使命を果たすために仕事をしているのですか」
と問われたことはありますか?
紛争と環境問題という二つの視点からファッションを通じて人道支援を行うデザイナーのアンジェラ・ルナのブランドADIFFからのメール。
Learn more about our social mission
私たちの社会的使命についてもっと知って
というタイトルでした!
「なぜわれわれはその活動をやっているのか」
「どんな課題を解決するためにやっているのか」
「活動は何を生み出すのか」
「社会的使命はなにか」
ADIFFは「なぜファッションは国際問題解決の一手段になれないのだろう」という疑問を突き詰めていきます。
難民キャンプのボランティアへの聞き取り調査をはじめ、難民たちが移動の過程で遭遇するさまざまなシチュエーションに対応する服をデザインした。完成した「テントに変わるジャケット」や「高反射するジャケット」、「寝袋になるジャケット」など7つのデザインを卒業制作で発表すると、各所から高い評価を受けた。
ファッションは人と地球の「命」を救うことができるのか? 25歳の挑戦。【サステナビリティ最前線】(Vogue)
ファッションは人と地球の「命」を救うことができるのか? 25歳の挑戦。【サステナビリティ最前線】ファッションにおけるサステナビリティを考えるとき、「よりよい地球の未来」のための天然資源の保全や環境負荷の低減がまずは語られがちだ。けれど、「いまここにある危機...
私が購入したのは「テントに変わるジャケット」です。それを購入したあと届いた、今回会紹介したメールには、その点とジャケットをつくった職人が紹介されています。
内戦が続くアフガニスタンから難民としてギリシャに逃れた方々がつくるジャケットです。
アフガニスタンではテーラーを営んでいた人たちが参画しています。
普段着る服が、テントになる。
そこで寝泊まりができる。
それってすごいなと思いました。
難民になるということは、逃げている最中の衣食住が確保されないことにつながります。来ている服がシェルターになる、というような難民になってしまった人が必要なものは何かを考え抜いてデザインされています。
また、一着を購入すると、もう一着が寄付になります!
そこで早速「テントになるジャケット」を購入し、アメリカから届きました。
そのジャケットをまたブログで紹介させてください!
自社が行っている「事業内容」はもちろん、その事業を行うことで、
・どのような課題が解決され
・どのような成果を生み出すのか
を事業形成のタイミングから関係者内でご議論いただければ幸いです。
「ミッション」がすべてに関係者に徹底している団体は、「なぜ自分たちが存在するのか」という視点が共有されるとそれが羅針盤となり、みんなが進む方向が示される結果となります。
中長期的な組織の自立発展性のためにも大切な視点です。
さて、ジャケットの方向はまた別のブログ記事で!