気仙沼市で、会う人会う人から刺激を受けた。
「2月にハワイに行って、活動をしている人に話を聞いてくる!物産の販売もさせてもらえるようなのでがんばる」
「5月にカリフォルニアとニューヨークに行く。人生のミッションを見つけたので、それを追求したいと思っていたら機会が巡ってきた」
そんな話が「さらり」と出てくるのだ。
海外に出る理由を聞くと「今の自分の立ち位置を、遠いところから見てみたい。広い視野を持って、自分を見たときにどう見えるのかを確認したい。そして、自分を高めていきたい」、と。
自分を高める理由も単なる自己満足感を高めるためではなく、「自分が取り組んでいる社会課題の解決」だったり、「グローバル規模の危機感に対する学びとアクション」のためだったりする。
そんな私も今年の3月にアメリカ・メリーランド州で開催されるファンドレイジングのカンファレンス「International Conference on Fundraising」(AFP ICON)に参加する。
ファンドレイジングの哲学や、最新のトレンドを学ぶためだ。
そして共感のお金を流通を加速させていきたい。
東日本大震災から9年を迎えたけれどまだ復旧工事が続くまちなど、生まれ育った東北をお金を循環させることで元気にしたいと思っている。
いま、日本でファンドレイジングについて講演をする機会をいただくけど、講義の内容をアップデートしていきたい。もっと中身の濃いものにしたい。
そのためにも、武者修行が必要だ、と思う。
遠いところから、広い視点でここにある風景を見てみたい
話を聞いてそう思った。
今年は世界に出ることでブレークスルーする。
そう誓った。
そう思えたことが貴重だ。とてもよい出張だった。