ポプラ社に行ってまいりました。絵本関係のお仕事でもお世話になっているのですが、個人としてもポプラ新書の読者でもあります。
先週、通勤中に読んでいたのはこちらの一冊!『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)
ポプラ社の入り口のすぐ脇にある受付の上を見ると、こんなメッセージが掲げられていました。フランスの詩人であるルイ・アラゴンの言葉だそうです。
Vivre c’est parler ensemble de l’espoir, de l’avenir.
生きることはともに希望を語ること、ともに未来を語ること
この言葉を見た時、2012年4月7日に津波で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市に作った陸前高田コミュニティー図書室の開館日を思い出しました。
図書室のオープニングセレモニーを行った際、陸前高田市教育委員会の次長の金賢治さんがおっしゃった言葉があります。
子どもが、夢を作り大人が、夢を語る場所となること。
「ともに希望を語り、ともに未来を語る」そのための情報をくれるのが本である、場になってくれるのが図書館なのではないでしょうか。
ポプラ新書のウェブサイトを拝見したら、この言葉を発見しました!陸前高田市の言葉と重なって、胸が熱くなりました。
未来が描きづらいといわれるこのときだからこそ、共に語りあい、仲間と一緒に未来というまだ先にある未来に一歩踏み出だすきっかけだったり、原動力にしたい。そんな一冊をポプラ社は生もうとしているんだ、と感じました。
またなぜ、ポプラ社はこのタイミングで飽和した新書市場に参入したのか!?
その舞台裏を作家の石井光太さんが書いています。こちらもおススメです!
またこのサイトも楽しく読ませていただいています。なんせページの左上に、私に「分かる~」とうならせた一言が。そうなんです。それでも本が手放せない・・・。
それでも本が手放せない・・・
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