全国学校図書館協議会が毎年行っている学校図書館調査の結果が発表されました。
2013年度決算の図書購入費は、
小学校52.7万円、中学校は73.8万円、高等学校は82.0万円
となっています。
2003年度からのデータが見られますが、小学校と中学校は増減があるもののほぼ横ばいなのに対し、高校はピークの2004年と比べると20万円減と減り幅が大きくなっています。
東京の私立の中・高一貫校にお伺いする機会が最近あるのですが、図書室に力を入れていますね。
近年オープンスクールを開催し、受験希望者に事前に学校見学をしてもらうところも増えております。
訪問させてもらった学校に行った時に、高校生に話を聞いたら「学校見学会で図書館を見て、ここを決めました」と笑顔で話をしてくれました。
その学校の図書室は、光もきもちよく建物の中に入り、また部屋の真ん中に木があったりと、リラックスしながら学問に励める仕組み。
そこら件のカフェよりずっとおしゃれで、居心地がいい!
蔵書も10万冊近く置いているそうです。
図書室の充実ができているところと、できないところの差は広そう。また私立と公立の差も。
こちらいかがなものか、教えていただきたいです。
また図書購入費が与える学習や態度への影響など調べている文献があれば読んでみたいです。
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