助成金申請の支援をしました~課題分析、目的分析、アウトプットを達成するための事業づくり、指標作成、予算書の確認

今日は初めて助成金を申請する団体の手伝いに行きました。

もちろん1日行ってちゃちゃっと書けるものではなく(書くべきものでもない)、「助成金に申請しましょう」と決めてから、文献調査、団体へのヒアリング、団体が保管している資料の確認など行いまとめていきました。

具体的に私がお手伝いしたことは、以下の通りです。

  • 課題分析:団体が持っているデータ以外に、国の法律、国際連合の条約等も読みこみ、制度の隙間を見つける作業をしました
  • 目的分析:課題分析を基に中長期目標を設定しました
  • 事業内容:「目的を達成するために」どのような事業を行うかをまとめました
  • 指標:事業内容の達成度をどのように測るか指標を設定しました
  • 予算書:漏れがないか等も含め確認しました

ご依頼をいただいた団体から

「頭の中にあった情報が、形になった!」

というコメントを頂戴しました。

助成金申請のためではなく、日々の業務のために課題分析等をしてもらいたい!

今回はご縁があり助成金申請のためのお手伝いをさせていただきましたが、課題分析をもとにした目的分析、目的(アウトプット)の達成を考慮した事業づくり、スケジューリング、予算書作成は、通常業務として毎年の計画策定の際に行うことをおススメします。

実際、お手伝いした団体は今回の助成金申請のための資料が「計画書になった」とのこと。よかったです。末永くその資料を使ってやってください!

かまくら

公益社団法人にいたとき、外務省や国際協力機構(JICA)の補助金の申請書を書いていたことを思い出しました。

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鎌倉幸子(かまくら・さちこ)

アメリカ、オランダ、ドイツ、カンボジアでの海外生活15年の青森県民。現在は東京都在住。認定ファンドレイザー。社会的インパクト・マネジメント/ITコミュニケーションとファンドレイジングが守備範囲。 詳しいプロフィールはこちら。