音声配信のstand.fmで「ファンドレイザー(資金と仲間集め人)の仕事」という番組を始めました。
記念すべき第一回目の配信は「ファンドレイザーのシゴトと大切につしていること」と題して、話をしています。
3分ちょっとの番組です。聞いていただけると嬉しいです。
毎回台本をつくって、それを読む形で進めます。台本の原稿はブログで公開するので、移動中で音声を聞くのは厳しいという方は、こちらからご笑覧ください。
こんにちは。初めまして。ファンドレイザーの鎌倉幸子と申します。
人に会って仕事について聞かれて、「ファンドレイザーです」と答えると、たいていの人は「ファンドレイザーって、いったいどんな仕事ですか」と返されます。
ファンドレイザーは、ファンドレイジングをする人です。ファンドレイジングを直訳すると「資金調達」なので、ファンドレイザーは「資金を調達する人」となります。
日本ではまだなじみのない職業ですが、海外では専門職として認識されています。
ケンブリッジディクショナリーでファンドレイザーを調べてみました。ファンドレイザーは
a person or event involved in collecting money for a particular purpose, especially a charity
と書かれていました。
訳してみると
「特定の目的、とくにチャリティーのためにお金を集める人やお金を集めることを目的としたイベント」
となるでしょうか。
最近では、私はファンドレイザーとして、クラウドファンディングに挑戦する人の伴走支援を行っています。伴走支援って、いったい何をしているのとよく聞かれます。
クラウドファンディングの実行者がすでに持っている強みを活かしていただきながら、サポートが必要な点について、ファンドレイザーとしての専門知識や経験を活かしてその課題をカバーし、目標達成・成功に導くお手伝いをしています。
また、映画監督とご縁ができ、2023年に公開予定の映画のプロデューサーになりました。プロデューサーの主な仕事はやはり資金調達です。映画のプロデューサーとしての仕事は生まれて初めての体験ですが、こちらもファンドレイザーとして行ってきた資金調達計画の作成をし、それを実行に移して、調達をしていきたいです。
私が大切にしていることがあります。ファンドレイジングは、ファンド「お金」のレイジング「調達」だけではだめ、ということです。
ファンドレイジングはファンレイジングであってほしいと思っています。ファンを増やすことを同時に進めたいといつも考えています。ファンをというか、仲間ですね。
お金を集めながら、そのプロジェクトに共感して、一緒に動いてくれる仲間が増えていくには、どうすればよいかを常に考えています。常に考えながら、ファンドレイジングプロジェクトをデザインしています。
このstand.fmの番組では、ファンドレイジングとは何か、そしてそのTIPを、自分の経験などを織り交ぜながらお伝えします。
映画の資金調達なんて、未知の世界なので、きっとバタバタしてしまうはずです。
うまくいっていることから、ちょっとつまずいてしまったことまで、オープンにお話ができればと思っておりますので、お付き合いの程、どうぞよろしくお願いいたします。
調達したお金で、集まった仲間たちと一緒に、たくさんの挑戦できる世界になってほしいです。
ファンドレイザーの鎌倉幸子でした。