2020年12月31日。今年も大変お世話になりました。鎌倉幸子です。
皆さんにとって今年はどのような1年でしたか?新型コロナウイルスの影響で、思い描いていた日々を送れなかった方、大変な中にも様々な可能性を見つけた方、つらい、悲しい、楽しい。様々な思いが交錯した1年だったのではないでしょうか。
私にとって2020年は大きな変化の年でした。4月1日、最愛の父を亡くしました。3月中旬から実家に戻っていましたが、新型コロナウイルスの影響で病室に入れず、病院から危篤の連絡を受けて駆け付けた20分後に、父は息を引き取りました。数か月は喪失感で満たされていましたが、いまでは父から学んだことを生かそうとがんばっています。
6月には約5年ぶりに国際協力NGOエファ・ジャパンで海外事業担当としてフルタイムで仕事を始めました。久しぶりにカンボジア、ラオス、ベトナムで行われている教育・福祉の事業に携わっています。フリーランスも好きなのですが、組織での仕事も私は好きなのだと思えたのが新鮮でした。自分で立ち上げた会社かまくらさちこ株式会社も健在で、刺激的なプロジェクトに参画しています。
また、今年は、これまでやってきたいろいろなことが一つにつながる。そんな瞬間に出会いました。ファンドレイジング、コミュニケーション、社会的インパクトマネジメント、コミュニティ指標づくりと可視化が個別の単体ではなく、一つに融合していく―そんな感触を得ることができました。
まだ具体的な形にはなっていませんが、2021年はすべてを融合させたプロジェクトを行うことが目標です。
ともあれ、2021年も何が起きるかわかりません。
この不確かさを楽しみながら2021年も前進してまいります。来年もご指導・ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。