日本のNPO向けサービスが集結する国内最大の展示会 BUSINESS to NPO World 2019に参加しました。会場は広尾にある聖心女子大学グローバルプラザ。
いまはNPO向けにカスタマイズされたり、割引が適用されるサービスがたくさんあります。うまく活用することで、団体の認知度があがったり、効率よく業務を回すことができるようになります。
新しいサービスもどんどん生まれているので、最新情報をゲットしに行きました。
午前中は、同会場で「第三回全国47都道府県のNPO支援組織が選ぶ社会課題の解決を支えるICTサービス大賞」が行われました。
開催趣旨
NPO等が活用できるICTサービスの認知が高まることで、より社会課題の解決が加速する状況を生み出します。また、NPO等とICT企業とのコミュニケーションが進むことで、サービスの質の向上に貢献すると共に、ICT企業等による本業を通じた社会課題解決への参画を促進します。
こちらが大賞ノミネートサービスです。ちなみに大賞はWheeLog!さんが受賞しました。おめでとうございます!
■社会課題解決部門
みんなでつくるバリアフリーマップ「WheeLog!」
■NPO運営部門
LINE WORKS
NPO法人向けの会計ソフト「会計王NPO法人スタイル」
■災害支援・緊急救援部門
平常時から災害時を繋ぐ地域ICTサービス「結ネット」
BUSINESS to NPO World 2019は以下のような課題意識を持っている人にオススメの展示会です。
会場ではセミナーも行われました。
【非営利組織評価センター】
はじめての「組織評価」
組織評価は「怖い」ものではなく、「足りないところを知り改善する機会」です。また最近は助成団体が申請団体に「組織の外部評価を受けたことがあるか」を聞くケースも見られます。
ぜひ受けることをおすすめします!
【Salesforce×Syncable×林理恵(マドレボニータ)】
小さな組織のwebマーケティングサービスの選び方
Salesforce導入のお手伝いをする予定なので、改めてSalesforceさんのサービスについて学ぶためにうかがいました。
SalesforceはNPO向けに10ライセンスを無料で提供しています!
Syncableは400を超える団体が登録しているクレジットカード決済を提供するサービスです。今後、1ヶ月間で100人のマンスリーサポーターを集めるマンスリーファンディングに力を入れていくそうです。これは要チェック。
オープニングイベントでは、NPOサポートセンターの新代表理事の松本祐一さんがNPO法人の事業承継の課題についてプレゼンテーション。
団体を立ち上げた人がそのまま代表を続けるケースが多いよう。でもいずれは、その方は引退するわけで……。事業の発展的継続を促すためにも、承継を視野に入れて組織運営をする必要がありますね。
「投資なくして未来なし」という言葉にうなずいてしまいました。
NPOの中には「お金をかけたくない」と自分たちでがんばろうとするところもあります。でも、スタッフの残業が増える、プロではないスタッフが手探りでやることで質に課題が残る、スタッフが退職すると引き継ぐ人がいない等の弊害が起きます。
逆に業務を外注することでスタッフの数を増やす必要がなくなる等、コストを抑えることも可能となります。
セミナーのあとは企業ブースを回りました。
郵便振込書付チラシ制作サービス「キフフ」
デザイナーの林田全弘さんとは11月29日(金)に大阪で行われる「今日からできる!広報・ファンドレイジング講座」でご一緒します!参加者募集中ですー!
私は日本ファンドレイジング協会の認定講師なので、准認定・認定ファンドレイザーの取得の際必要なポイントが「2ポイント」つきます。
あ、カメラの調子が悪かったか?
支援者管理データベースを構築するGOENのマスコットキャラふじぽんとツーショット。
【ファンドレックス×お宝エイド×鎌倉幸子】
モノ寄付をきっかけに、支援者との関係を活性化する!
私はモデレーターを務めました!
ファンドレックス
お宝エイド
お宝エイドの三井さんがFacebookにセミナーの様子をまとめてくれました。ありがとうございます。
新しいサービスを知るだけではなく、アップデートしたいままで知っていたサービスについても学ぶことができました。
当日は #NPOにオススメ のハッシュタグをつけてみんながツイートしました。
togetterでまとめてみました!
ご覧ください。