図書館を愛してやまない人飲み会(ソフトドリンク有)が3月19日(金)に開催されました。
今回のテーマは「君は年間8万冊の本をチェックすることができるか」。社会評論者の編集者・ハマザキカクさんこと濱崎誉史朗さんをゲストスピーカーにお招きしました。
濱崎+企画=ハマザキカク
とのことです。それいいなぁとハマザキカクさんに「鎌倉+企画でなにができますかね」と聞いたら、「カマクラブ」と命名していただきました。
当日は16ページにも及ぶ資料を作っていただきました!これ、貴重です。
今回は、本にとことんこだわりたい、ということで会場は神保町のEDITORYを選びました。
3つのおたのしみ企画でした。
図書館の超ユーザー・ハマザキカクさんの基調講演
本の街「神保町」で開催。それも地下鉄の駅から徒歩1分!
PRタイムを持ちます!イベント、本、企画、つぶやき、叫び・・・なんでもPRください。
まず、初めて目にする人には気になる「図書館を愛してやまない人飲み会(ソフトドリンク有)」とは何ぞやという話を、幹事の片割れ花田一郎さんからいただきました。
2012年10月21日、22日に山梨県にある山中湖情報創造館で行われたライブラリーキャンプ2012年秋というイベントに参加しました。この時のテーマは「創る図書館を創る/未来の図書館を作る」でした。
たくさんの初めましての方との出会いやディスカッションを通じた刺激をいただきました。それと同時に「未来の図書館を作る」という主語は誰なんだろうという、素朴な疑問が沸いてきました。そして「誰のためか」を問うことの大切さを改めて感じました。
そこで、山梨からの帰り道、バスの中で以下のようにつぶやいたところ、100を超える「いいね!」をいただいたのです。それでやろうと決めた次第。
それでこれ。花田さんと作戦会議をした日の書き込みです。30代後半でこんな野望を平気で公開する私。
あぁ2年前。
それが図書館を愛してやまない人協会の発足につながりました。その飲み会のことを「図書館を愛してやまない人飲み会(ソフトドリンク有)」といいます。
さてこちらが今回の講師ハマザキカクさんです!
今回講師をお願いしたきっかけとなったのがハマザキカクさんの著書である『ベスト珍書』(中公新書ラクレ)を読んだのがきっかけです。
珍書を調べるために、年間出版されているすべての本のタイトル(8万冊)をチェックしているという話が載っておりました。そしてその本の内容を調べるためにも、図書館をフルに利用しているとか。
事前打ち合わせをしたときも「今までに図書館から借りた本は5万冊くらいですかね」とさらっとおっしゃっていました。
今回は1時間ちょっとこ講演でしたが、5つのトピックについてお話いただきました。
第1部 新刊情報収集テクニック
・TRCデータ部ログ 日刊新刊全点案内 新刊一覧
・Twitter活用法
第2部 読書リストの記録
本はすべてExcelにコピーして管理しているそうです。そこで買ってでも読みたい本、読みたい本、いずれ読む本など☆の数でカテゴライズする方法をお話いただきました。
第3部 公共図書館への予約
日本最大の図書館蔵書検索サイトであるカーリルの使い方、リストを元にどのように本の予約をするかのお話。
第4部 公共図書館への借り出し
職場、家の周りにある図書館を数館使いこなしているそうです。利用者から見た各館の気がついた特徴の話も面白かったです。
第5部 国会図書館の効率的な使い方
みんながうなった、国会図書館の使い倒し方!ハマザキカクさんは国会図書館の中に「魔のトライアングル」を作っていらっしゃいました・・・。
終わったあとすぐにハマザキカクさんの名刺を求め長蛇の列ができていました。
20冊持ってきていただいた『ベスト珍書』も完売。また買ってくださった方へのプレゼントとして、今までハマザキカクさんが編集を担当した本を「無料で」プレゼントされていました。
このあとは、飲み会!ワイン、ビール、ソフトドリンクをご用意しましたし、食べ物もサンドウィッチや生ハムだけではなくお寿司までありました。
こちら図書館を愛してやまない人飲み会のボランティアメンバーがケータリングから受付まで、手伝ってくれました。ありがとうございます。
次は5月29日を予定しております。また詳細は、お知らせします。
ハマザキカクさん、ありがとうございます。今度改めて打ち上げをしましょう。
私の本も、こっそりPR