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津軽の正月料理といえば「けの汁」

お正月に欠かせない、津軽地方の郷土料理といえば「けの汁」です。

今年も、実家でけの汁をいただきます。

津軽の女性たちが、小正月まで休むためにつくった保存食

野菜たっぷりの保存食けの汁の具や味は、各家庭によって違います。その家に代々伝わるやり方があるのです。

写真は妹の嫁ぎ先のお母さんからいただいた、けの汁です。嫁ぎ先の家のけの汁、最高においしい!

具は、だいこん、にんじん、ごぼうの他、ふき、わらび、ぜんまい等の山菜類、それに、油揚げ、豆腐、凍み豆腐などの大豆製品を基本的な材料としています。

それにお味噌やお醤油で味をつけます。

津軽の女性たちが、小正月まで休むために作った保存食でもあります。日がたつにつれて味に深みが出てきます。

お肉が入っていないのでヘルシー。野菜をたっぷりなのも、嬉しいですね。

鎌倉幸子(かまくら・さちこ)

アメリカ、オランダ、ドイツ、カンボジアでの海外生活15年の青森県民。現在は東京都在住。認定ファンドレイザー。社会的インパクト・マネジメント/ITコミュニケーションとファンドレイジングが守備範囲。 詳しいプロフィールはこちら。